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イタリア徒然

イタリアに暮らしながら、各地のロマネスクを訪ねた記録

南仏、中世とお魚食い倒れ9

サン・ラファエルSt Raphael

サン・ラファエルは、フレジュスの隣町。フレジュスのカテドラルのブックショップで教えてもらったバス停に向かいましたが、日曜日だったかで、どうも何も来そうにもないなぁ、という雰囲気満載。待っていても無駄そうだなぁ、とフレジュスの町の方に戻ろうとした途端に、バスが。
慌てて乗り込むと、サン・ラファエルに行くというので、よっしゃ~!という気分でした。

イタリアから、国境を越えた感もなく来ていますけれど、しかしここはフランス。サン・ラファエルに行くよね、と運転手さんに尋ねて乗り込んでいるものの、教えてくれない可能性もあるので、忘れられないように運転席のすぐ近くに座るとともに、車窓にも気をつけて、緊張の移動です。

そうこうするうちに、海がきれいに見えてきて、結構大きな海辺の町に入りました。運転手さんは特に何か言ってくれるわけでもなく。ただ多くの人が、港のような場所で降りましたので、「サン・ラファエル?」と尋ねるとそうだといいます。
教えてくれろよ~!このままじゃどこまで行ってしまったことか、と心の中でフランス人に悪態をつきながら下車。

でも後からわかったのですが、サン・ラファエルにはバス・ターミナルがあり、乗っていたバスはターミナルに停まることになっていたので、別に運転手さんが特に不親切というわけではなかったんですけどね。どうも過敏にフランス人アレルギー…。

で、ついたのが、海に面した町。どこもかしこも新しい。
教会らしい建物が見えたので、行ってみると、あらら。




様式もゴシック、建設はほとんど現代、という感じの教会で、古いものが一切見えません。おかしいなぁ、12世紀の教会があるはずなのに、と道行く人複数に聞いても、「教会はそれ」、「古い教会?知らないなぁ」ということで、困りました。
最後は、一応確認と思い、この新しくてなじめない教会にアクセスしたところ、意外にも、この地域の教会地図が展示されていたのでした。




それを見たら、旧市街の方に中世の教会があると、しっかり記されています。そういえば、急いで事前学習したとき、考古学地域とあったじゃないか~!メモにも書いてるじゃないか~!しっかりしろ、自分!

結局、そもそも乗ったバスがつくはずだったバス・ターミナルのある旧市街側(内陸側)に行くことになりました。
つまり、海に近い側は、新しい町だったのです。なるほどね。

旧市街。




いきなりそれらしい姿が目に入ります。全体が、とても古い親しみやすい感じの町並みで、まさに中世の町。港側にある新市街が、いかに新しく人工的に作られたかが、旧市街に来ると一目瞭然です。

こんな名前のレストランが。




ちゃんと読めないですけれど、「テンプル騎士団」的な名称ですよね。十字軍とかに関係のある土地だったんじゃないかと思います。ここは、例によって後付で一所懸命調べますので、お待ちくださるようお願いします。

で、問題の教会ですが。
あった~!




思いっきり町並みに埋もれています。でも、あの後陣は紛れもなく中世のものですね。塔もおそらく同じ時代っぽいです。
Eglise San Rafeuとあります。サン・ラフェウって、サン・ラファエルの古い名前でしょうかね。




嬉しくなって、足並みも軽く近づきましたが、あらら、すごい高台にあって近づけません。
どういうことかとファサード側に回ると、ここ、今は考古学博物館になっていて、博物館に入場しないとアクセスできないんですね。
で、この日は、月曜日かなんかで、クローズでした。




右側が、教会のファサードになります。多分中は何もないとは思いますが、まったく近寄れないと、悔しさが増しますね。ここまでマイナーな場所は、次回がないと思うだけに…。

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  1. 2013/02/09(土) 07:42:07|
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