ちょいとうっかりしていましたが、フオリサローネは自分的には、覚えておきたいので、せめてみたものはしっかり記録しておきたいと思います。
今回は、商業主義にちょいと疲れたので、アート目線での見学中心。ということで、訪ねたのはブレラ地区。まずは、通常めったに行くことがないけれども、ミラノのアート・シーン的には常にそれなりに重要なブレラ美術館。
何でわざわざ行ったかと言えば、超有名写真家マッカリーが撮ったウンブリア、というコンセプトの展示があったからです。
ブレラの中庭に、これでもか、という巨大なスライドとなっているマッカリーの写真が、いくつも並べられていて、ファンだったら、それだけでうっとり、というところです。わたしはファン、までは行かないまでも、写真に対しては、それなりに納得できるものがあったと思います。やっぱり巨匠の切り取る一枚のすごさって言うのは感じます。
でも、何で今、ウンブリアなのかとか、そういうコンセプトはよくわからないまま。中庭を見下ろす二階に登ると、もっと写真があって、コンファレンスがいきなり始まったりして、戸惑いました。
もうひとつ気になっていたのが、ブレラ美術館併設の植物園。これ、起源がかなり古いらしいのですが、常にアクセスできるわけではないのですが、今回、コンサートが行われるということで、サローネ期間中はアクセス可能っていう感じだったのです。場所的には、ブレラ美術館の裏にあるという感じでしょうか。
こんな建物の裏道みたいなところを行くと。
びっくり。本当に植物園。
それも、薬草とか作っている修道院の植物園みたいなつくりで、さらにびっくりです。一体誰が管理しているんでしょう。この場所は、長年ミラノにいましたが、まさに初めてアクセスする場所で、こういうイベントのありがたさを感じました。っていうか、別に知らなければ知らないでいいんですけどね。でもなんか、嬉しいです。
この植物園にも、今回のフオリサローネのマスコット的な小鳥、いました。
ここでは、まさにぴったりという感じで。人もいないので、座ってみたところ、これがなんとも意外と座り心地がよいので、びっくり。プラスティック系の素材なんですが、結構弾力があったりして、いい感じなんですよ。
光る小鳥も見かけました。
若干怖い感ありですか。
ブレラ植物園の後は、周辺を散策。
続きます。
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- 2013/04/20(土) 05:57:20|
- ミラノ・フオリサローネ
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